→ English Version 大地の芸術祭の総合ディレクター、北川フラムさんは、長い間、現代美術の活動に止まらず、音楽、出版、など多岐にわたる活動をして来た方。他の芸術祭ディレクターとのバックボーンの広さの違いが、この芸術祭の特徴になっていますが、その一つが、子供の視点。絵本に関わり、子供とアートをつないだ...
東アジアの記事一覧
芸術祭も、同じ地で24年間続くと、見えて来るのが時間。さまざまな時間軸が現れます。...
英語のランドスケープは、風景、景観、街並、地形などを包含した言葉で、地域を舞台にした芸術祭の魅力の一つが、そのランドスケープ。...
大地の芸術祭ので気付いたことは、アートにおけるリアルとフェイクの問題。...
面積760m2、人口7万人の妻有地域を舞台に行われる大地の芸術祭。2000年に始まり、2022年で8回を数え、1回目は16万人だった来訪者も、8回目には60万人近くに成長しました。...
→ English Version 第9回目の大地の芸術祭。第1回より24年経ったことが感慨深い。 地元で芸術祭の会期を知らせる電光掲示板。 計画策定に関わり、芸術祭にも建築で参加し、この30年近く、繰り返し訪れていると、アートの変遷だけでなく、場の変化にも敏感になります。今年は、その変化量が急に大きくなった感じ...
五所川原の立佞武多は、高さ23メートルで20トン。町並のスカイラインから、立佞武多が顔を出しているほど。その迫力に、圧倒されます。 A Tachi-Nebuta float in Goshogawara is 23 meters high and weighs 20 tons. A Tachi-Nebuta float...
弘前ねぷたは、闇に浮かぶ扇型の山車が優しく幻想的な雰囲気。ただし、弘前ねぷたの楽しみは、夜の本番だけではもったいない。出発前、弘前公園の回りは、ねぷたで埋め尽くされ、世代を超えた老若男女のコミュニケーションが垣間見えて楽しい。ねぷたの背景が凝縮されて現れたこの時間と空間が、弘前ねぷたの真髄。 In Hiroski Ne...
8月の最初の一週間、青森の町は、ねぶた一色。コロナ禍前、会期中に訪れる観光客は300万人に、ねぶたに参加する組のメンバーが、大きな組では数百人という巨大なお祭り。訪れた2011年には、大企業や組織が主宰する大型ねぶたが22組、町内会や子供会、高校などが主宰する中規模、小規模なねぶたが19組でした。 During one...
帝冠様式の代表作が隣接して立つのが名古屋の丸の内地区。 The representative buildings of the imperial crown style are adjacent in Marunouchi district, Nagoya....
日本一の進化を遂げた「モーニング」を楽しんでこその名古屋。 Nagoya is the place to enjoy the most evolved breakfast called "Morning" in Japan....
近世書院建築の代表である名古屋城本丸御殿。 The Nagoya Castle Honmaru Palace was a representative of a traditional Japanese architecture called "Shoin-Zukuri"....
節約感覚にあふれる名古屋。それを体現しているのが、名鉄名古屋駅。 Nagoya is full of frugality. Meitetsu Nagoya Station embodies it....
「ハレ」の文化の、名古屋における極上の場所が、1910年開業の料亭「八勝館」。 The best place in Nagoya for the culture of Hare is the Japanese-style restaurant Hasshokan, which opened in 1910....
日本で唯一、江戸時代の京言葉が残るのが、この伊吹島。 Ibukijima island is the only place in Japan where the capital (Kyoto) dialect in the old days remains....
祭事は、コミュニティーのもっとも栄えていた時代の記憶であり記録。500人を割った伊吹島の人口からすると、過大に見える祭事の数々も、かつて4000人が住み、漁業の売上が最高40億円あった島の、もっとも勢いがあった時代を語り伝えるもの。 Traditional events are memories and records...