祭事は、コミュニティーのもっとも栄えていた時代の記憶であり記録。500人を割った伊吹島の人口からすると、過大に見える祭事の数々も、かつて4000人が住み、漁業の売上が最高40億円あった島の、もっとも勢いがあった時代を語り伝えるもの。 Traditional events are memories and records...
瀬戸内海の記事一覧
岩盤のため雨が滲み込まず、水の手に入らない伊吹島が産み出したのが、岩を穿ってつくった雨水を溜める「天水井戸」。飲料水から生活用水まで利用しました。 In Ibukijima island, the rain did not percolate and it is impossible to obtain natural...
「いりこ」の最高級品を産するのが伊吹島。漁場がすぐ近くにあり、獲ってから短時間で、鮮度の高いまま加工できるためです。だから、上方の関西の高級料亭で出汁を取る「いりこ」は、伊吹島産が定番。 Ibukijima island produces the highest class of “Iriko (dried Japan...
伊吹島は、最盛期には4000人住んでいた、瀬戸内海の島々では、もっとも規模の大きな集落。そして、板張りや漆喰の壁に瓦屋根という瀬戸内らしい家並みの間を通る、路地のネットワークの規模でも、瀬戸内海一二を争います。 Ibukijima Island is the largest island village in the ...